19歳

こちらのブログはお久しぶりですね。

こんばんわ。Cocoです。

先月、19歳を迎えました。

実は私は、誕生日ってあまり好きじゃありません。暗黙の了解で幸せでなくちゃいけない日、って決められてるみたいで。誰かにお誕生日おめでとうと言ってもらう日。誰かにサプライズをしてもらう日。誰かにプレゼントをもらう日。

なにもしてもらえなかったら、あなたは愛されていない証拠よ。そんなことを誰かに言われているような気がして。そんなことはないのにね。

3月ウサギと帽子屋さんのように、なんでもない日、万歳！ってずっとお茶会をしていたいよ。そして誕生日には、ふらっと姿を消してしまいたいよ。

去年、18歳の誕生日はすごくいやで悲しくてぼろぼろ泣いた。誰も私の誕生日を祝ってくれなかったからとかではないのだけれど。

ただ、大人になるのがとっても怖かったから。ぜんぶが時間に流されていってしまうようだったし、流されていたらいつか滝壺に落とされる気がしたから。大人になった私の事を考えたら、濁流の中で息ができなくて、苦しくてもがいている姿しか想像できなかったから。

でも、19歳の誕生日は少しちがっていたよ。

上手く言えないけど…この1年で、ミルクティーだけじゃなくて、ストレートの紅茶もおいしいんだって思えたからかな。自分の足と意思だけで、違う世界に踏み込むことのドキドキを知ったからかな。たぶんそれだけのことだよ。

今でもまだ大人になんかなりたくない、って気持ちのほうがぶっちぎりで大きいけれど、大人も悪くないかなっておもえたんだよ。少しだけね。

この前読んだ本に

少女から大人になるときには、自分の意思を表明することが、メインイベント。

と書いてあって、はっとしたから、これが影響しているのかもしれないね。忘れないでいようと思うんだ。

ねぇ、誰か。

私がちゃんと大人になれるように、どうか、見守っていてね。