Saoriさんへ
時間がなくて、Saoriさんにお手紙を渡すことができなかったから、この場を使って、ブログ兼、お手紙、のような文章を書かせて頂きます。
昨夜のSaoriさんは、ドレスコードの白を贅沢に使った、裾の長い繊細なドレスワンピースを着ていました。ヘッドドレスも真っ白な花、みんなからお祝いでもらっているブーケも真っ白。まるでお嫁さんのようなお姫様のような…でした。
いつ見ても綺麗でお姫様みたいなSaoriさんだけど、昨日は一段と綺麗で、優しい笑顔がまぶしかったです。
退社のお話が出てから、実は私はずっとずっと寂しくて、でも実感が湧かなくて、とにかくSaoriさんがまだGrimoireの空間に存在する間に、できるだけ沢山会いに行こうって決めて、この日を迎えました。
もう2年前になるのかな。
真夏。TwitterにHitomiさんが載せた写真の中にいた、ブロンドの髪で、真っ白なガニーのワンピースを着たDollのようなSaoriさんに一目惚れして、Saoriさんに会いにGrimoire Almadelに向かったの。
確かその最初にお会いした日は、片道2時間もかけて会いに行ったくせに、やっぱり私は人見知りを発揮して、あまり話せなかったことを覚えています。
それでもその後、お店に行くといつも笑顔で迎えてくれる優しい笑顔のおかげで、私は徐々にSaoriさんとお話ができるようになって、知らないうちにSaoriさんは私にとって、Grimoireの店員さんの中で、1番親しいお姉さん的存在になっていました。
送別会が終わって、朝になって、ゆっくり考えて。それでもまだ、Grimoireの扉を開けたら、またカウンターの中からCocoちゃん、って私の名前を呼んでくれて、また来てくれたんだね、って笑いかけてくれる気がしてならないの。帰り際に、また来てね、また来ます、の言葉のやり取りができる気がしてならないの。
そんなことを考えてると、涙がとまらなくなっちゃうから、これが実感なのかな。
私にとってSaoriさんは、憧れの人で、でもただの”憧れ”で”遠い存在”にならないでいてくれた、特別な人です。誰かに憧れるときって、その誰かはいつも、遠い存在である気がするの。でもSaoriさんはそれを、優しい笑顔とお話で私を引き寄せてくれた、そんな人。
憧れを遠い存在で終わらせたくない、っていう大切な想いを教えてくれた、すごく大切なひとです。
Saoriさん、2年間、
本当にありがとうございました。
私にとってSaoriさんとの出会いは一生物です。
どんな場所にいっても、
Saoriさんが幸せでありますように。
Saoriさんの周りに、
Saoriさんの大好きが溢れていますように。
ずっとずっと、大好きです。
ドレスコードが白だったのにも関わらず、どうしてもSaoriさんに最後に選んでもらったお洋服が着たくて、ピンクのワンピースを着ていった我儘を許してください。
せめてアクセサリーだけでも…と思ってタイツとイヤリングとネックレスは、白を基調に揃えてみました。