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Cocoのポケット

好きなものでポケットをいっぱいにしたい人のブログです

やさしい気持ち

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「愛やら恋やらに対しての成長の遅れみたいなの」とかそんなことを今更ふと考えるようになったのは、この人の事が気になって仕方がなくなったからなのかもしれない。いや、それとも、頭の奥のところで、愛や恋についてずっと推敲していたからこそ、この人に惹かれるようになったのかな。

 

どちらにせよ、今、知らなかった新しい感覚を感じとっています。

 

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11月の頭に、CharaのIntimate Interlude Tourの最終公演へ行きました。

昔はね、Charaの歌詞をぜんぜん、まったく、理解さえできなかったの。でもただ、なんだか聴いていると心地よくて、可愛らしいとか、愛らしいとか、そういう感情を子供のくせにCharaに想ったりしてた。何かを愛らしく思うという事の入り口のドアを、そっと開いて行ったのがCharaだったように思います。歌詞はわからなくても、やっぱり音楽だから、全然違う部分で私の中に響くものを察知して、惹かれていたんだねえ。

それが最近は、彼女の歌う言葉はびっくりするくらい、性質を変えて私の心にじーんと沁みてくる事が多くて。歳を取ったのね。きっと。でもそれが嬉しくて。今年のロッキンで彼女のステージを見てからというもの、どうしても彼女のステージをまた観たくて、ひとり、チケットを購入しました。

 

軽やかにステップを踏み、子供のように踊るCharaはなんとも可愛らしくて、自然と笑顔が溢れました。あぁ、これだわ。このあったかい気持ち。これを私は、小さい頃に彼女に教わったんだ。「やさしい気持ち」のPVで、猫のように仕立てた真っ白でふわふわな、綿あめみたいな髪をして、夜のメリーゴーランドの前でちょっと不機嫌そうに歌う彼女に、私はこの気持ちを教わったんだ。恋や愛の歌詞では、私の大事な人達のことを思い浮かべて泣きました。もどかしさとか寂しさとかで、いっぱいでした。ぽろっぽろ、泣きました。まわりのみんなもぽろっぽろ、泣いていました。

ひとへの愛や恋を、人生をかけて歌い続けてきた1人の女性の今の姿。この目と、耳と、心に、焼き付けました。すごいね。ずっとひとつのことを続けてきた人が形作ったものって、すごく、チカラがあるものなんだね。

 

 

いいなあ。こういう人は。あったかい。

 

 

 

けどね、恋する気持ちに正直に、ひたむきに、時に愚かとさえ思えるほどに、恋に突き動かされて生きることのできる人を、私は近くでみつめることなんてできない。いつだって

「他の事も考えずに色恋沙汰ばかり。他人がどう思うかなんて考えちゃくれないんだわ。バカみたい。」

なんて決めつけて、自分は遠くから達観してるんだって思い込んで、はじいてしまう。男がいないと生きていけないなんて馬鹿らしい。とか、恋愛体質って理解できない。とか言ってさ。

 

その滑稽な理由はただひとつ。

”私がそれをできないから”なのでしょう。

 

自分が誰かに傷つけられた時、その瞬間、カッとなって怒って悲しんで、そのひとを信じる事なんて出来なくなってしまう。

「どうせ君はそっちを取るんでしょう。いつもは貴女が1番なんて言ってさ。実際は、ほらみろ。私が思った通りになった。」

そんな風に、私は無駄にネガティヴに考えて、過剰に反応して、自己防衛しちゃうの。パッ、と離れてしまうの。だって、あの人が全てだった…なんて思う未来は、怖くて。本当に心の底からその人に裏切られて、その人を嫌いになる未来が怖くて。

 

 

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愛や、恋を、私は知っているのかな。

知っていると思うな。うん、こんな私でも、知っていると思う。こんな私だから知ってるものがある、とさえ、思う。ただ、自分のそばに置いておいたり、壊れないように大事にしたり、そういうのがとっても下手だ、というだけで。じゃれあいの最中、思いもよらないタイミングで噛みつかれた時、全力で振り払ってしまって、その後どうしたら良いのかわからなくなる、ってだけで。

でもさ、それって、私だけじゃないでしょう?みんな、そういうこと、あるんでしょう?

 

うーん、きゅーんと、してきました。ばかだなぁ。だけど、こんな事を考えるようになったのは、私の恋やら愛やらを感じ取る部分が20歳前後でようやっと目覚めて、知らない世界に怯えながらもどうにかこうにか、まず自分の足で立とうと踠いているからなのかもしれません。

恋も愛も、ひとりじゃできないから、自分の足で立てたら、おぼつかない足取りでもいいから、ゆっくり歩いていかないとね。

 

それかその前に、立てない私にひょい、と手を差し伸べてくれる人が、現れるかなぁ?

んー。その始まり方は、私の防衛本能からすればとても心地よくてラクだけど、そればかりじゃダメというか…ずるいよね。それに、私達はどんな始まりだって出来るはずなのに、もったいないよね。きっとね。

 

これは恋になるかしら。これは愛になるかしら。ふふ。なんてね。思わせぶり?ねえみんな、いつか私が突然、のろけ出したら、生暖かい目で、見守ってよね。

 

 

なけない女のやさしい気持ちを

あなたがたくさん知るのよ

無邪気な心であたしを笑顔へ導いてほしいの

ぎゅっとわたしを抱きしめて     Chara/やさしい気持ち