Cocoのポケット

好きなものでポケットをいっぱいにしたい人のブログです

Aurora

 

BUMP OF CHICKENの aurora arkツアー、京セラドーム公演に行きました。見事に昔を忘れていく人間なので、京セラドームの階段を登りきるまで以前自分が同じ場所に来たことがあること、思い出せないままでした。もうすでにそこで、ちょっとうるうるしてたな。

 

 

f:id:cocoanight0427:20190913234907j:image

 

今回はTシャツはブルーを買いました。黒合わせって、王道オブ王道。という感じがしますが、やっぱり王道のカラー合わせって、ちょう可愛くないですか?、

 

 

 

 

 

ありがたい事に1日目、2日目ともにチケットが取れて参戦しましたが、今回のツアーは演出、演奏、メンバーの空気感など至る所に近年稀に見る多幸感を感じます。ただそれに比例するかのように、どんなに沢山集まったところで、"全員ひとりぼっち"であることを突きつけられる思いがします。いやぁ怖いねぇ。藤原基央

 

 

f:id:cocoanight0427:20190914015021j:image

 

 

どれだけがんばって繋がっていたって、ずっとひとり。一生ひとり。自分は自分だけ。自分の事を守れるのも、進み方を決めるのも、納得するもしないも、全部自分。孤独で恐ろしくて、すぐに立ち竦んでしまうような目にしたくない事実。それをナイフのようにして突きつけてくるわけです。いやぁ怖いねぇ、藤原基央。(2度目)

 

 

だけど、そんな私達のヒーローは「俺は目が悪くてよく見えねえけどよ。いっぱいいるよなぁ?大勢の中の1人だと思ってんじゃねえぞお前に向けて歌ってんだよ!」って、叫ぶんです。あの空間にいる、何万人ものひとりぼっちに向けて彼等は演奏してくれるのです。 それは私に向けてだけ、であり、ということは、貴方に向けてだけ、でもあるのです。ニュアンス伝わらないですね…とにかく"全員ひとりぼっち"って、なんてすごい言葉。

 

 

馬鹿みたいに幸せだって笑ってる人も、それをみて妬み嫉みやっかみをいう人も、自分に自信がなくてだめだめな人も、みんなみんな、それぞれが、今日はそのままでいいよ!と3時間かけて伝えてくれる演奏に、言葉に、わんわん泣きました。

 

 

 

私はものすごく天邪鬼なので、そのままの自分でいいからね、なんて優しい言葉をかけられたら、このままじゃ嫌なんだよ!とその反対の事象が心の中で巻き起こってしまうんだよ。……と思っていましたが、今書いてて、ちょっと違うかもしれない、と思い始めました。

誰かに「そのままでいいよ。」と言ってもらえないと、「本当はこのままじゃ嫌だと思う自分がいるんだよ」という事を素直に認められないのです。自分が認めてしまったら、世界中の誰ひとり、今の嫌な自分を、救ってくれる人がいなくなってしまう、という気がして。そのことが怖くて。というか、そもそも論、自分で自分を嫌いだなんてそんなありきたりな事言ってたってどうしようもなくない…!?てかそんなの面倒臭いでしょ…?!って思ってしまうのです。強がって、ね。

 

 

 

でも、そのままでいいよと、彼らが伝えてくれたから、今は言いたいです。嫌なものは嫌です。私は今の自分が嫌いです。大っ嫌いです。友達と会っても愚痴ばかり。朝から晩まで、ひとりでいる時間には、それがどんなに短い時間でも、これからどうしたらいいのか、仕事や人間関係、なにがこんなにも嫌なのか、そのことばかり考えてしまう。あぁ、きらいです。もっと楽しい事を考えていたい。好きなものや好きな人達がいつまでも近くに居てくれるわけがないのだから、今しかないその幸せを全身全霊で受け取りたい。私は私の好きなモノのために生きていたい。

 

f:id:cocoanight0427:20190914015305j:image

(泊まったホテルが最高すぎて、メイク用の顔の毛穴まで超見せられちゃう苦しい鏡などがありましたが、おかげで目尻のお星様ちゃんと撮れました、の図。BODY SHOPのスタンプアイライナーだそうです。カワイイ!)(私の顔ならホクロに混ざってわからなくなりそうで、普段使いガシガシできそうですね!へへ!)

 

 

 

 

 

人並みにこれはダメ、あれはダメと言われてきました。たまには甘やかされたりもしたとは思うけど、べつに、箱入り娘で生きてきたわけではありません。けれど私のこの1年ちょっとは、どうしたってカルチャーショックが大きすぎるのです。人生で初めてコールがかかる飲み会に参加したみたいな感じ。そんな類の人達とは関わってこなかったし、そんな一面を見せてくる大人だって、いなかった。どう考えても話が合わないし、人を人だと思っていないような心無い扱いや言葉に溺れています、ぼろぼろです。だけど不思議なことに、たかが1年ちょっとだって、居れば順応するんです。話すことは彼等と同じ言葉になって、思考が止まるのです。ちょっとずつ自分で毒を飲んで、麻痺して呼吸がしずらくなって、気づいたら元に戻れなくなっているような、そんな感覚。そんな自分が嫌いで嫌いで、でもどうしたらいいかわからなくて。

 

今日は、会社に向かう道のりでめそめそ泣きました。

昨夜と今朝、生きている空間が違いすぎて、涙が出たり引っ込んだりしてました(大人だから、メイクが崩れないよう、どうにか制御)。こんな風に心の琴線に触れまくってしまったBUMPのライブの後は、日常を生き抜くために羽織ってる自分を守る防具類を全部はずしている状態(生まれたてベイビーの状態と呼んでいます)になってしまうので、もう、風が吹くだけでも泣けるんだ。

 

 

 

 

でも心の底に押し込めて、どうしようもなくなっていたものを少し解放してあげられたような気持ちですし、今ようやく、私は心から、今の自分がきらいです。と言えます。清々しく、とまではいかないけど。まだすごく、怖いけど。どうしていけばいいかをぐるぐる、ぐるぐる考えて、でもわからなくて動けなくて…という堂々巡りのあの嫌な時間のループの軌道が、少しだけ動いた気がします。一見ものすごく弱っているように見えるけど、そんなことはないんじゃないかと思っています。私の中の軸にちゃんと向き合えば、強くなれる気がします。

 

 

そんな思いにさせてくれるBUMP OF CHICKENが私はやっぱり、とーーーーーーーっても、好きだなぁ…?!君を守るよ!みたいな歌詞で、簡単に無責任に救ってはくれない感じもまた、ねえ…?(いや、某アイドルの、 僕は君を守り続ける~I wanna be your sunshine ~とかの歌詞もビジュアル含め最高に好きなのですけれどもね?残業頑張った帰り道によく聴いちゃってたりしますけどもね???)もうBUMP OF CHICKENという宗教に生きている私なのでしょう。ね。

 

 

全く、やっぱり私は、需要があるんだかないんだかよくわからないブログしか書けないですね。自己満足万歳なブログですが、そういうのもひとつくらいあってもいいんじゃない?とおおめに見てもらえたら嬉しいです。

 

 

これからもよろしくな。

 

f:id:cocoanight0427:20190914014602j:image

 

ばいちゃ。