Dear
たまに情けなくて鈍感で、どこまでも優しくて明るいあなたが。あなたの笑顔が、声が、匂いが、大好きでした。
今までも、きっとこれからも、たとえ何をされたって、恨めない。憎めない。
私の横で幸せに笑っていてほしかったから、あなたの遠方での幸せを心から願うことは、私にはまだ出来ないのかもしれない。私はまだ、幼くて小さい人間です。
だけど。
元気で、大きな声で、笑っていて。それだけは本当に本気で、思っているの。
みんなを愛し可愛がり、同時にみんなから愛され可愛がられる、そんなあなたのままでいてください。そうすればきっと、あなたはあなたのまま、ずっとキラキラしているから。そんなあなたが私はきっと、ずっと、大好きだから。
大丈夫だと、また言えるようにならなくちゃ。
絶対に読んでほしくないような、実は少しだけ読んでほしいような。そんな、情けなくて弱くて往生際の悪い私を、コッソリと、ここに記して。どうか前へ進めますように。
もう、後ろ向きに泣かない。
