Cocoのポケット

好きなものでポケットをいっぱいにしたい人のブログです

plenty

 

 

plenty

2004年に結成、2009年にデビューした、スリーピースロックバンドの名前。彼らの曖昧さと逡巡と気怠さに、当時、思春期真っ只中にいた私は、どうしようもなく惹かれました。ためらいや遣る瀬無さ、自分に対するどこから来るのかわからない不安や劣等感を、否定するのでも、消してくれるのでもなく、ただその隣に寄り添って一緒に水の中でブクブクしてるのを許してくれる様な…そんな後ろ向きな安心感が、好きでした。

 

世間一般で言えば確実に暗いと言われざるを得ないplentyだけど、野外フェスで聴いた彼らの曲は心の底から愛おしくて、両腕をめいいっぱい広げて空をハグしたい!という気持ちにさえなりました。なぁんだか、バカっぽいですね。笑

でもだって、人との関わりや距離感の不思議や難しさ、哀しさを、江沼さんったら、青空のもと、くしゃくしゃの笑顔で心の底から嬉しそうに歌っていたんだもの。「あぁ私はこの人が、この人の音楽が心底好きなんだ」とおもいました。

 

 

 

 

 

 

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そんな彼らが今日、解散しました。

plentyの音楽はもう演奏されることはなく、再生される音楽になってしまった。一太さんは自分らしくドラムを叩くと言い、新田さんは音楽を辞める、江沼さんは今後いつ歌うかわからない、なんて事を言ってる。なんだかわるい夢をみてるみたい。だけど現実。正直なところ、私個人としてはまだ全然受け入れられないし、やだよー辛いよーという気持ちばかりが残っています。

でもバンドの解散というものは、彼らの口から語られる事以外に対して、私達ファンがひそひそ憶測でモノを言っても何も変わらないし影響もできない。と、嫌なくらい素直に思うので、解散は、解散。それが以上でも以下でもない。と、自分に言い聞かせています。

最後のステージ、生々しくて、とっても良かったもの。

 

本当はライブが終わった後に、受け入れられるなら受け入れられる。嫌なら嫌。と思いっきり言葉にしちゃおう!と思ってたのに、いざラストライブをみてしまったらこんな風に思うのだから、plentyに関することは今、これ以上のことは言えないです。でもそれとは別に、私は私達のコトを言葉にしますね。

 

 

 

plentyはデビューからの8年間、3人から2人になって、また3人になりました。

 

その間に私は、plentyを同じように大好きな3人の女の子と知り合いました。あの頃、plentyが好きな片田舎の女子高生なんて、本当に稀で。それでも私達は、同じものが大好きな者同士のアンテナをぴんっ、と高くたてていたのね。きっと。…なんて言うとかっこいいんだけど、私がplentyを知るきっかけになったのは、その3人の中の1人からの勧めです。彼女に出会っていなかったら、私はplentyをこんなにもちゃんと聴くことはなかったのかもしれない。そう思うと、感謝してもしきれないよ。私を、plentyと出会わせてくれてありがとう。この曲のこのフレーズが好きだ、みたいな話を制服姿の私達は延々と話していたね。クラスも違う、好きな服も違う、いつも一緒にいる友達も違う、そんな私達が繋がったのは、間違いなく、plentyがいたからだよね。卒業後も、またスリーピースとして再始動したplentyのライブのために渋谷公会堂へ行ったりしてね。こんなこと言うのはありきたりだけど、plentyはまさに、私の青春そのもの。ってやつです。


「自分には生きる才能が無いのかなぁ、なにしてんだろう。くよくよ、めそめそ、立ち直るのもめんどくさい」「必死こいてさ、バカみたいだろ ちっぽけでさ まだまだ」「愛せなくてさ 餓鬼みたいだろ 甘えちゃってさ やだやだ」なんて歌うバンドが私にくれたのは、人との繋がりでした。縁が、円になりました。「あぁ、私は好きなものがある限り、ひとりにはならないでいられる。」と、本気で思ったのです。それとは反対に、その繋がりの儚さ、脆さ、なくなる事への恐怖なんかからも、目を背けることはできなくてね。私にとってplentyの音楽は、人のつながりに対する感性の源でした。 

 

私達はもう、あの頃みたいに毎日同じ学校に通っていた女子高生じゃないです。大学生になって、実家暮らしの子もいれば一人暮らしをする子もいて、一般企業に勤めるために就活をする子もいれば、国家試験の勉強をする子もいる。全然違う生活を送っています。SNSでお互い元気に楽しく学生生活を過ごしているな、って確認しながら、ハートボタンを押して、たまにはまた会いたいよね〜、なんてコメントしあって。だから本当に、こんなことでもない限り、わざわざ連絡を取り合って会って…なんて、ここ1年は特にしていなかったんだ。このメンバーで会えることが本当に嬉しくて、だけどより一層、切なかった。皮肉なものですね。3人は頭が良い子達だから皆どこかで思っている事だと思う。だから、あえて勇気を出して言うと、plentyが解散してしまった事で、少なからず私達全員が一緒に会う事は、今後、もっと、ずっと少なくなってしまうんだと思う。

バンドの終止符の後に続いて、私達の青春の終止符が打たれる感じがしているの。

 

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でもね、やっぱりね、私は、さみしい!plentyのライブにまだまだ、30代になったって、結婚したって、子供ができたって更年期になったって!笑 行きたかった。みんなとライブという場所で、会いたかった。女子高生の頃の自分達と比べて、老けたね〜なんて言って、笑い合いたかった。私達はもう、4人で同じバンドに会いにいく事が出来ない、その事実にやっぱり、さみしい〜って、すごく強く思っちゃうの。だから心のどこかで、期待を捨てられないでいます。また4人で、plentyを追いかけられる事。4人でくだらないお喋りができること。私がこんな滑稽なコトを思っていること、どうか心の片隅に覚えておいてもらえたら、嬉しいな。

 

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みきさん、かえちゃん、いけだ。ありがとう。

そしてやっぱり、こんな不思議な円をくれたplentyへ、8年間の感謝と愛情が溢れて仕方がありません。きっとこれからも、ずっと。

 

喫茶店の話

その日、新宿のとある広々とした空間の喫茶店は、うまい塩梅で闇が入り混じった、実に面白い空間でした。

「それでも、あなたはあの女のそばにいたいのね。」と言った女の人に、「あの子のまわりの人間は、心が薄いプラスチックな人間ばかりだよ。」なんて、見事に安っぽい村上春樹みたいな台詞を返す男の人。彼らの目の前のバナナジュースとアイスラテは汗をかいていて、碧い線で描かれた可愛らしい花柄の紙のコースターがジワリと滲んでいた。

 

…という、私がこの前本当にみかけた光景です。

 

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まだ夏も盛りだったあの日、暑くてたまらずレモンスカッシュとペペロンチーノを注文して、十分に涼んだところで珈琲も追加。2.3時間はいたんじゃないだろうか。

 

 

 

私はJR新宿駅やら、地下鉄の新宿3丁目やらの近辺は、あまり好きではなくて。人は多くて雑多で、街並みも、中途半端に新旧が入り乱れて、建物は趣を持たず汚い。いいところなんて、伊勢丹のデパ地下コーナーだけだ!とばかり思っていました。が、喫茶店に入って遭遇した先程のやり取り。珈琲を飲むふりをして聞き耳を立てている時(なんとお行儀が悪いことでしょう)、ここ最近の中で、いちばんドキドキしていたかもしれない。。。。喫茶店の人間観察というのはものすごく面白いもので、そこで得られる情報から色々と推理(…といえば聞こえがいいけど私は頭がわるいし妄想という方が正しそう)をするのが大好きな私にとって、今回遭遇した男女は、ハチャメチャに面白い人材でした。ブログという場ですし、これ以上は具体的には書き記しませんが…はぁ〜、良い出会いをしました。

 

また、いくぞー。

 

 

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(同じ店での、春ごろ?の写真)

(早く秋服が着たいです)

 

オーボンヴュータンのちっちゃなケーキ

を食べに、尾山台まで行きました。

 

安野モヨコ先生の「ジェリーインザメリーゴーランド」で読んで以来、ずっと行きたかったパティスリーです。新装開店に伴い、ランチもできるようになったと聞き、午前中からぐーぐー、なんなら前日の真夜中からぐーぐー鳴っていたお腹の嘆きをとことん無視して、もうHP30くらい、だめ、死んじゃう!ってな具合の空腹をお供に、初の尾山台に降りたちました。

 

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たまらぬ美味しさでした。いや、本当に。

なんとかフロマージュ、って名前だったとおもう。もう名前が思い出せないのですが。やさしい味だった。

 

 

 

 

と、ここまで下書きで書いてありました。 途中で投げちゃってますねぇ…感動したことは早めに書いておかなくちゃだめですねぇ…。

 

完璧なまるさ、可愛さのケーキのあとに載せるのはどう考えても間違いなのですが、チーズつながりですし、これを逃すと書きそびれそうなので書きますが

 

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このまえ誕生日だったひぐま嬢の「田中のケーキが食べたい」のリクエストにお応えすべく、桃のチーズケーキを作りました。

土台はベイクドです。下にクッキーを敷き詰めたけど、少し埋まってしまっていたなぁ。周りに塗ったのは生クリームではなくマスカルポーネチーズです。チーズずくし。

桃はコンポートにしましたが、やっぱり夜には花びらの部分の色が変少しわってしまいました、薄く切ったから仕方ないのかなぁ、難しい。

 

真夜中に、ひぐまとさくらちゃんと3人で、ぱくぱく食べました。2人とも、これでもか、というほど褒めてくれて、まぁ、甘やかされるってなんて素敵なの〜。と、こっちが幸せにさせられちゃう夜でした。

 

ありがと〜

 

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すきよ〜❤︎

 

 

夏祭りの屋台について

この夏は嬉しいことに、花火大会や夏祭りにいくことが例年より多い。

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最近の夏祭りの屋台は、すごい。なにがすごいってね、グローバル化と化学の発展に伴う屋台の進化ってやつ。これよ。

 

私が小さい頃は、プラスチックの宝石とか、着色されてしまった青やピンクのひよこだとか、無駄に長いポテトとかが流行っていたように思う。型抜きとかもよく見たけど、そう言えば今年は見ていないな。小学生か中学生くらいの頃、冷やしパインの屋台が年々増えて行くのをみて、嬉々としていた。衛生管理云々がやり易くなったことで売れるようになったのだろうか、冷やしパイン。なんて考えていた覚えがある。だって、好きなんです、冷やしパイン。

 

 

 

そんな科学の進歩による屋台の流行の移り変わり。今年の大賞は「電球ソーダ」でしょう。間違いなく。

電球ソーダとは、チカチカ光る電球がそのままカップになって、くねくね曲がるストローがついている飲み物(韓国発祥らしい)だ。今年はそれらを、小さい子供から大人までみんな狂ったように手に持って写真を撮る、という光景がそこかしこに見られた。確かに、発色のいいピンクや青や緑のキラキラ光るそれは”インスタ映え” する。

先日、箱根強羅のお祭に行った時に近くにいた、中学生くらいの浴衣の女の子2人が「ピンクはまだしも、青や緑の電球ソーダは顔の近くに持って行くとオバケみたいな写りになるからダメだとおもう」と言っていた。真剣に話し合っている姿がおかしく、でもなんだか可愛らしいふたりだった。インスタで検索してみたら(すぐできちゃうあたり、まだギリギリついていけてると思う)、確かに電球ソーダの写真はみんな俗にいう”ブツ撮り”が大半でした。彼女達が言っていた「電球ソーダと私達」の写真を撮るにはヤツはあまり向かない論、はどうやら間違いないらしいです。

 

そういえば食べ物部門では”鉄鳥板皮焼”なんていう読み方も実態もよくわからない、ただ、ひたすらにいい匂いを漂わせている屋台なんかもあったな。(今書いていて思ったけど、鉄板で焼いた鳥皮ってことなのかしらん。普通やん。)

 

 

 

屋台のことをあれこれ考えるのも、面白いね、という話でした。 

 

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あ、そうそう、私の”お祭りの屋台の好物”不動の第1位は、かき氷、いちご味。これはゆずれません。
だからなんだって、ね。

 

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珍しくエッセイ調でお送りしました。

ちゃんちゃん。

雨の降る

こんなにたくさん、ながい間、どこにストックを抱えていたの?というくらいの、雨ですね。

 

午前中に晴れ間があるのを見て、ベッドリネンを総洗いしましたが、こんな天気なので全て部屋の中に吊るしています。

 

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なんだかモンペとか、工事現場の人が履くあれ、えーと、ニッカポッカ?みたいで、可愛いです。

 

 

冷蔵庫には、今夜の夕食を作れるくらいの食材が十分に入っていて、部屋もそこそこに片付いていて居心地がいい。外はこっそり警報が発令されるくらいの土砂降り。夏休みが始まり、8月も初日だというのに、予定を作りそびれてしまった。

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数日前に駅前で買ったお花も、まだ元気。もう、部屋を出る理由がひとつもありません。

 

 

外のみんなはなるべく地下道を歩く距離を長くしようと必死。それでも傘をさして、靴を濡らして、それぞれの目的地へ向かう。そんな中、私は部屋のベッドの上で本を読んだり眠ったりして、のうのうと過ごしてる。今日みたいな雨の日にぴったりの音楽はなにかな、とiPhoneのミュージックを弄ってプレイリストを作って流したりしてる。音楽が好きな醍醐味のひとつって、こういうところかなと思います。今自分が聴きたい音楽は何なのか、自分で探り当てることができる。そういう術。技。

 

あとは、雨の日特有のほの暗い光や、雨音に自分は守られている、という気持ちになるときもあります。四角い部屋に囲われて、外と遮断されて。何日も続いてしまうとそれはそれは憂鬱になるのですが、1日だけ、と限定すれば本当に最高。

 

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なんていう、今思った、雨の日大好きって話です。くだらないけど。でも最近、こういう、なんでもない日常に対して自分が思うこと、を言葉にできたのは、ちょっと久しぶりで、ちょっと嬉しいです。久しぶりに、文章が書けたな、と思っています。最近ダメで、ちょっと落ち込んでいたので。ちょっとって、使いすぎですね。

 

心がふと動いたとき、それを言葉にする力を、私はまだ失いたくないです。魔法みたいだと、ずっと思ってきたから。人が使える魔法があるとしたら、それは言葉だと今でも信じているから。

 

自分の感性をひもじくしてしまうのは、自分だよ。娯楽はいい。快楽も大いに結構。だけどそこから学びを探ることを止めるのは、違うだろう。恥ずかしく生きろよ、負けんじゃねえよ人間。

 

って、あの人は言っていた。その通りだな。

 

 

さーて。ごはんつくろう。

今夜は豚キムチにしめじの味噌汁、大根のお漬物です。

梅雨

夏至が過ぎ、芍薬が姿を消しました。あのぎゅっと硬く閉じた蕾の中に閉じ込められた100枚を超える花びらは何も惜しむことなく一斉に咲いて、一斉に落ちていった。なんて美しいんだろうなぁ。

 

梅雨はまだ明けずですが、今年は、あまり気温が高くないからかな?例年より過ごしやすい気がします。季節の変わり目には決まって体調を崩す私ですが、珍しく平和に過ごしています。油断は禁物だけれど。と言いながら自分を酷使する生活ばかり送っているけれど。笑

 

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先日、ベッドカバー類を全て新調しました。もう直ぐ夏だし、と思って白を選んだのですが、朝目を覚まして、ベッドの中から手だけ伸ばしてカーテンを開けて(ベッドの中でうじうじしたいので私はいつもそうやって起きます)その時、部屋の明るさが全然違うことに気づきました。

そうなるだろうなぁ という予想はしていたのですが、予想以上でしたし、そんな事だけで自分がこんなに気分良く目覚められるなんて、思いもしませんでした。

 

 枕は、priv.spoons clubのもので、誕生日にプレゼントして貰いました。ふわふわしていて触れ心地も最高で、ほんとうに良い枕です。

毎晩幸せな気持ちで寝ている。

 

 

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話は唐突に変わって。三茶にあるNicolasというお店に初めて行ったのですが、空間も出てくるお菓子も珈琲も素晴らしかったです。

NHKの朝ドラみたいな感じ。って私は思いました。みんなに否定されそうな気がしますが。。白か塗られた木の枠の窓(それもサッシ)と、ひとつひとつちがうテーブルや椅子。壁一面に並んだ本棚。私は本棚という本棚が大好きで、誰かの家へいくとどうしても本の並びを嬉々としてチェックしてしまう癖があります。

 

はー、今度本を持ってひとりでふらりと、行こうと思います。

 

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この前読んだのはこれ。王道だけど、読んだことがなかったので、上下巻、父に借りました。これでもかというほどねじれていて、悲しみに満ちていたけど、ここに書かれている悲しみは私達に突然に、理不尽に、そして避けようのないシチュエーションで起こりうる事だなと、悲しくなりながら読みました。

 

次は何を読もうかな。

 

 

梅雨っぽい、少しテンションが上がりきらない文章になりましたね。そういう日も、良いですかね。

へへへ。

オチビサン展


去年の夏ぶりに鎌倉へ行きました。
ちょうど薔薇の時期だ!ということで、まず鎌倉文学館へいきました。

 

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満開でした〜。薔薇園のところは本当に日差しが強くて、クラクラしてきそうだったのでパパッとみてすぐ、退散してしまいましたが…。鎌倉文学館は、周りの小道がとても好きです。

 

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真夏でも涼しいです。

 

 


疲れたので喫茶店にいこう。と思い、私のiPhoneちゃんに記録してる、いきたいごはん屋さんリストを開いたら、鎌倉にもいくつかあって、ちょうど近くにいたこともあり、ミルクホールへ行きました。

 

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アイスコーヒーが美味しい季節になりました。濃いアイスコーヒー、家でも淹れたいんですが、何を揃えればよいのでしょう。自家製プリンももちろん、すごく美味しかったです。くるみが乗ってました!

 

 


そしてあの日のメイン いちばんの目的。オチビサン

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ゴジラエヴァで有名な庵野秀明監督と、働きマンさくらんで有名な漫画家の安野モヨコ。という、史上稀に見る最高な日本ならではのオタク夫婦がいるのですが。(知ってました?この2人、夫婦なんですよ!)
そのアンノ夫妻の鎌倉の邸宅で、展示会がある…ということで、無理やり時間を作って、行ってきました。♡


だって、実際のお家ですよ?普段は、その夫婦が、住んでいるんですよ?もちろん東京の方にも住居はあるようですが、それにしたって…庵野秀明監督(カントクくん)と安野モヨコ(ロンパース)の夫婦生活を安野モヨコ自身がコミカルに描いたエッセイ漫画「監督不行届 | MOYOCO ANNO」(コレ、本当におすすめです)で登場した、“昭和の和洋折衷の古民家” そこにファンである私が足を踏み入れられるって!なにそれ!そんな事、あっていいの?!って、もう大興奮でした。

 

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鎌倉の木々の中で鳴く鶯。岩肌から吹いてくる冷涼な風。昭和30年代に建てられてから、何度か持ち主が変わり、その都度お手入れされながら今もなお生きている日本家屋。安野モヨコが選び抜いたであろう照明器具やソファ、鉱物、棚、テーブル、書物、床についたジャックの爪痕、木枠でできた窓や壁、暖炉、梁の至る所まで、私のときめきの対象でした。

 

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そしてなにより、ひとつひとつ丁寧に作られたオチビサンとキモノガールズの原画。全部、全部、合わさって、何度も泣きそうになりました。

邸宅内は作品も含め全て撮影可能だったので、たくさん、たくさん撮ってきましたが、実際の繊細さや美しさは私が撮る写真なんかじゃ絶対伝わらないこと、撮っている最中から思っていましたが、やはり、です。。。
原画って、不思議なもので。みていると、フッと吸い込まれてしまうような感覚になって、その数秒後、じわっと視界が涙で滲む…という事があるんです。毎回では、ないのですけど。だから、心の琴線に触れる、とはこういう事なんだろうなぁと思います。思いもよらず、ぽろぽろと涙が溢れてくるの。不思議だね。


私は、先程ご紹介した「監督不行届 | MOYOCO ANNO」が大好きなのですが、その中でもずっと忘れられない言葉があります。庵野監督の、後書きの一節です。

著作権の問題上、載せてはいけない気がしています…ので、こういう感じのことを仰ってます、という書き方で失礼します…(それでもいいのだろうか…ダメだったらご指摘ください…すぐに消します…)

 

ウチの嫁さんは、気丈な女性のイメージを持たれがちですが、本当はものすごく繊細で脆く弱い人です。自分の過去や現状から「強さ」という鎧をまとわなければならなかっただけです。彼女の精神は毎日ギリギリのバランスなのだと感じます。だからこそ、自分の持てる仕事以外の時間を全て嫁さんに費やしたい、そう思って結婚をしたし、この先もずっと守っていきたいです。

 

なんて素敵なんだろう。と思います。きっと庵野監督もそういう、世間からだったり周りの大人からの何かしらのイメージを強く持たれていて“鎧をまとわなければいけない時”がある方なんじゃないかな?と思います。

おふたりとも、お互いを必要としていて、お互いを支えているんだな。と感じます。いつか私も、そんな関係を築けたら、どんなに素敵かなぁ。素敵な夫婦の、1つの形。いいなぁ。

 

 

すこやかな気持ちになって、アンノ邸から鎌倉駅までの道のりを帰りました。
素敵な日でした。