梅雨
夏至が過ぎ、芍薬が姿を消しました。あのぎゅっと硬く閉じた蕾の中に閉じ込められた100枚を超える花びらは何も惜しむことなく一斉に咲いて、一斉に落ちていった。なんて美しいんだろうなぁ。
梅雨はまだ明けずですが、今年は、あまり気温が高くないからかな?例年より過ごしやすい気がします。季節の変わり目には決まって体調を崩す私ですが、珍しく平和に過ごしています。油断は禁物だけれど。と言いながら自分を酷使する生活ばかり送っているけれど。笑
先日、ベッドカバー類を全て新調しました。もう直ぐ夏だし、と思って白を選んだのですが、朝目を覚まして、ベッドの中から手だけ伸ばしてカーテンを開けて(ベッドの中でうじうじしたいので私はいつもそうやって起きます)その時、部屋の明るさが全然違うことに気づきました。
そうなるだろうなぁ という予想はしていたのですが、予想以上でしたし、そんな事だけで自分がこんなに気分良く目覚められるなんて、思いもしませんでした。
枕は、priv.spoons clubのもので、誕生日にプレゼントして貰いました。ふわふわしていて触れ心地も最高で、ほんとうに良い枕です。
毎晩幸せな気持ちで寝ている。
話は唐突に変わって。三茶にあるNicolasというお店に初めて行ったのですが、空間も出てくるお菓子も珈琲も素晴らしかったです。
NHKの朝ドラみたいな感じ。って私は思いました。みんなに否定されそうな気がしますが。。白か塗られた木の枠の窓(それもサッシ)と、ひとつひとつちがうテーブルや椅子。壁一面に並んだ本棚。私は本棚という本棚が大好きで、誰かの家へいくとどうしても本の並びを嬉々としてチェックしてしまう癖があります。
はー、今度本を持ってひとりでふらりと、行こうと思います。
この前読んだのはこれ。王道だけど、読んだことがなかったので、上下巻、父に借りました。これでもかというほどねじれていて、悲しみに満ちていたけど、ここに書かれている悲しみは私達に突然に、理不尽に、そして避けようのないシチュエーションで起こりうる事だなと、悲しくなりながら読みました。
次は何を読もうかな。
梅雨っぽい、少しテンションが上がりきらない文章になりましたね。そういう日も、良いですかね。
へへへ。